その光に、
奪われない。
パチンコ・パチスロを、やめたいあなたへ。
「やめたい」を、お店にも伝える。
必要なのは、
自分を責めることより、
支えになる選択肢。
「今日こそやめよう」と思っていたのに、また行ってしまう。そんな自分を、一人で責め続けていませんか。
依存症は、意志の弱さや性格だけで説明できるものではありません。やめたいのにやめられない、暮らしに支障が出ている。そんなときは、専門家に相談してよいのです。
4円パチンコで1時間遊技したとき、お店側に残る粗利の平均(2025年上期)
その光の電気代も、
誰が払っている?
店舗の家賃。遊技台の導入費。
保守・警備費。人件費。
そして、あの光を灯す電気代。
お店は、こうした経費を払いながら、営業を続けています。その経費や利益を支えるのは、基本的に、お客さん全体が使ったお金と、お店が提供する景品の原価との差額です。
勝つ人がいる日もあります。でも、お客さん全体が勝ち続ける仕組みでは、営業は続きません。
「次は取り返せる」の前に、
その仕組みを思い出してほしい。
これはお店全体の収支についての説明です。一人ひとりの勝敗や、次の一回の結果を示すものではありません。
「あと1回」の前に、
少しだけ、距離を。
光や音、当たりを待つ時間。「次こそ」と気持ちが動く場面から、いったん離れてみる。そのための環境をつくることも、一つの選択肢です。
一人で我慢し続けるのがつらいなら、相談先や利用できる制度を、支えにしてかまいません。
意志だけに、
すべてを任せなくていい。
ここからは、
手続きの話をします。
読むのがしんどければ、飛ばして構いません。必要になったとき、ここに戻ってこられます。
やめたい気持ちを、お店にも伝えておく。
自己申告・家族申告プログラムは、自分や家族から申し込み、入店したときに退店を促す声かけをしてもらう仕組みです。ここでは、パチンコ・パチスロから距離を置きたい方に向けて「入店制限」を案内します。
自己申告には、4つの種類があります
「やめる」と決め切れないときは、手前の種類から始められます。
- ①原則、貯玉会員
上限金額
1日に使う上限を決めておき、超えたことを知らせてもらう
- ②原則、貯玉会員
上限回数
1か月の来店回数の上限を決めておき、超えたことを知らせてもらう
- ③だれでも
上限時間
その日の上限時間を決めておき、達したら知らせてもらう。携帯への連絡・直接の声かけ・店内アナウンスから選べる
- ④だれでも
入店制限
その店に入らないと宣言し、入店したときに退店を促す声かけをしてもらう
- その場で知らせが届くのは③と④です。
- ①②は閉店後に貯玉会員カードの履歴を確認する仕組みのため、多くの場合、知らせは次に来店した日になります(店舗のシステムによっては当日に知らせられる場合もあります)。
- ③は来店のたびに申し込みます。
- その日の上限時間と告知時刻を、来店の都度お店に伝えます。上限より前に帰るときは、その旨をスタッフに伝えればその日の分はキャンセルされます。
- 申込先の店舗で運用する制度です。
- 全国一括の入店禁止や、必ず入店を防ぐ仕組みではありません。専門的な相談と併せて利用できます。①②は直近の来店から3か月、③は上限時間の申告が3か月ないと、店舗の判断で申込書が無効になることがあります。
「入店制限を申し込みたい」で、始められます。
- 対応しているお店を確認する
公式の店舗検索で「自己申告:入店制限」を選び、申込みたい店舗を確認します。行く前に、担当者や持ち物を問い合わせると準備しやすくなります。
- 申込書と持ち物を用意する
公式の「④入店制限」にある説明・記入例・申込書を確認。顔写真(3カ月以内)と、顔写真付きの公的身分証明書も準備します。
- お店で説明を受け、提出する
適用する店舗、開始日、有効期間、貯玉の扱いを確認します。公式掲載様式では有効期間は受付から1年間。具体的な運用は申込先で確かめてください。
お店へ持っていくもの
- 01申込書
公式の「④入店制限」の様式。店頭でもらうこともできます。
- 02顔写真
3カ月以内に撮影したもの。店でその場で撮ってもらえることもあります。
- 03顔写真付きの
公的身分証明書運転免許証、マイナンバーカードなど。
横浜市内の1店舗で実際に申し込んだときは、運転免許証のコピーと、その場での顔写真撮影。待ち時間を入れて10分ほどで終わりました。
申込書は、ここを確認
- 店名
- 申し込む店舗名を記入。
- 確認項目
- 各項目を読み、理解・同意できる内容にチェック。不明点は先に店舗へ確認。
- 氏名・住所
- 氏名は本人が手書きで署名。住所などは公式記入例に沿って記入。
- 会員番号
- 貯玉会員の場合に記入。
- 店舗記入欄
- 自分では記入せず、受付担当者に確認。
このLPでは氏名・住所・写真・身分証を入力/送信しません。正式な申込書は申込先へ提出してください。
プリンターがなくても、大丈夫です。
いちばん簡単なのは、申込先のお店に「申込書をください」と伝える方法。自分で用意する場合も、空欄のPDFをコンビニで印刷できます。
対応店舗へ電話し、申込書を店頭でもらえるか確認します。印刷操作が苦手な方にも、この方法がおすすめです。
空欄の公式PDFを保存し、「かんたんnetprint」に登録。予約番号またはQRコードを使い、店内のマルチコピー機でA4・白黒・片面を選びます。
公式の印刷手順 ↗空欄の公式PDFをスマホに保存し、「PrintSmash」などを利用。店内のマルチコピー機で「PDFプリント」を選び、A4・白黒・片面で印刷します。
公式の印刷手順 ↗何軒かに出すなら:「④入店制限」のPDFは全5ページありますが、最初の4ページは説明と記入例です。実際に書いて出すのは5ページ目だけ。店の数だけ5ページ全部を印刷する必要はありません。1部だけ印刷して、5ページ目をコピーすれば足ります。
大切:コンビニへ送るのは、氏名・住所・署名を書き込む前の空欄PDFだけにしましょう。印刷後に手書きし、写真や身分証と一緒に申込先へ提出します。機種や店舗により画面表示・料金が異なる場合があります。
「パチンコ・パチスロをやめたいので、自己申告の入店制限を申し込みたいです。担当の方と、必要な持ち物を教えてください。」
自分で、入店制限を
申し込んできました。
2026年10月、横浜市内のお店で。ここから下は、窓口に立って分かったことだけです。
何か月も、考えてはやめていた。
10分
うち3分は、担当の方が来るのを待っていた時間。手を動かしていたのは7分ほどです。
窓口で起きたこと
- 景品交換所で声をかけ、3分ほどで担当の方が来てくれた。
- 運転免許証を見せ、コピーを取られた。
- 顔写真はその場で撮影された。持っていかなくても済んだ。
- 以後の来店は、顔認証で確認されると説明を受けた。
- 嫌な顔は、一度もされなかった。
「この制度を使う人は、1年に1人いるかどうか」とも言われました。お店にとっては客が減る話なので、自分から宣伝するものではありません。知られていないのは、そのためです。お店の側も慣れていないかもしれません。それでも、終始ていねいでした。
これは、ある1店舗での話です。
出すのは、5ページ目の1枚だけ
読むだけの4ページ書いて出す
1ページ
署名する前に、読むところ
宣言は8項目。チェックを入れていくうちに、何に同意しているのかが分かります。重いのはこの3つでした。
- 02入店したとき、スタッフに退店を促されても異議を申し立てず、速やかに退店します。
- 06見回りで入店を確認できず、声をかけられなかったときに生じた損害は、店とプログラムのせいにしません。
- 07有効期間は、申込受付日より1年間とすることを承諾します。
06は、制度が万能ではないと、申し込む側が先に認めておく項目です。顔認証でも見落としは起こりうる。それを承知で出す紙だと分かります。貯玉会員でなければ3番は空欄、下半分の「店舗記入欄」は店の人が埋めます。
一度出すと、その場で「打ちたい」と言っても、「あの書類は無効だ」と言っても、通りません。取り消すには、解除の申込書(別記様式第6号)を出すことになります。口で言って戻せる仕組みではない、という意味です。
「これで辞められると思うと、自分が誇らしかった」
自分を縛りに行くのだから、惨めな気持ちになるものだと思っていました。実際は逆でした。
家族だけで、抱え込まないために。
対象は、配偶者・2親等以内の成年親族等(法定代理人を含む)。家族申告は入店制限のプログラムです。本人の入店が確認されたときは、退店を促す声かけに加え、申込家族への連絡が行われます。
本人の同意がある場合
公式ページの「⑤入店制限同意書あり」を確認します。申込書は申込家族、同意書は遊技する本人が、それぞれ自署します。双方の顔写真・顔写真付き公的身分証、家族関係を示す公的書類などが必要です。最新の必要書類を店舗で確認してください。
本人の同意がない場合
まず「家族申告:入店制限(同意書なし)」の導入店舗に相談します。必要性を客観的に示す書類などが求められます。申込書はダウンロードできません。導入店舗で受け取り、条件や書類の説明を受けてから進めてください。
「家族申告の入店制限について相談したいです。本人の同意がある場合と、ない場合の条件・必要書類を教えてください。」
申し込む前に、知っておきたいこと。
- 解除できる人が、自己申告と家族申告で違います。
- 自己申告は、本人が解除申込書(別記様式第6号)を出せば解除できます。家族申告を解除できるのは、原則、申し込んだご家族です。「自分では戻せない形にしておきたい」という場合、この違いが効きます。
解除できるのは
本人
本人が解除申込書(別記様式第6号)を出せば解除できます。
解除できるのは
申し込んだ家族
原則、本人の意思だけでは戻せません。「自分では戻せない形にしておきたい」なら、この違いが効きます。
- 有効期間は、受付日から1年間です。
- 期限が過ぎたあとの案内について、公式の様式に定めはありません。続けたい場合にそなえて、申込日を自分で控えておくと確実です。
- 導入している種類は、店舗ごとに違います。
- 同じ地域でも、入店制限を扱っていない店舗があります。申し込む前に、公式の店舗検索で種類まで確認してください。
- 制度が効くのは、申し込んだ店舗だけです。
- 生活圏に何軒かあるなら、その分だけ申し込みが必要になります。入店を見つけられない場合もあり、利用を完全に防ぐ保証はありません。写真・申込情報は制度の運用のため店舗関係者が扱います。利用・共有の範囲、期間、解除方法も説明を受けて確認してください。
申込書を用意すること自体がつらいときは、相談窓口で準備から相談できます。公式情報確認:2026年9月28日。外部リンク先で入力する情報は、このLPの端末内保存とは異なります。必要書類や運用は最新の公式案内・申込先に従ってください。
今日は、一つ選べればいい。
全部を一度に変えなくても大丈夫。いまの自分にできそうなことから。
- いつもの道を変える。
お店の前を通らない道を選ぶ。空いた時間にすることを一つ決める。まずは、立ち寄るきっかけを減らす小さな工夫から。
- 制度を、味方にする。
自己申告・家族申告プログラムでは、導入店舗で入店制限などを申し込めます。対応内容や必要書類は、公式案内で確認できます。
- 言葉にして、相談する。
「パチンコをやめたいのに、やめられません」。最初は、その一言でも。身近な相談窓口に、困っていることを伝えてみませんか。
申し込みたいお店を、整理する。
通り道にあるお店、つい立ち寄ってしまうお店。入店制限を申し込む候補を整理するリストです。ここへの登録だけでは申込みにはなりません。
このブラウザ内だけに保存します。現在地の取得・入力内容の外部送信はありません。
共有端末では利用後に削除してください。ブラウザのデータを消すとリストも消えます。
取り戻したいのは、
お金だけじゃない。
わたしの、時間。
ゆっくりお茶を飲む朝。
好きなことに使う午後。
そんな時間を、これから少しずつ。
一人で抱えなくていい。
相談することも、一歩です。
ご本人も、ご家族も。話がまとまっていなくても、まずは窓口を知るところから始められます。
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